人間の雄は結婚してこそれっきとした社会人なの?
結婚

人間の既婚率が下がっているようです。社会人としては生きて行けるようですが、雄として結婚するには日本はキツイ社会だと思います。妻を養うには努力・義務・勇気が必要です。れっきとした大人には、カナリなりにくい時代です。
今回のテーマ「人間の雄は結婚してこそれっきとした社会人なの?」なのですが、今は色々な問題と様々な影響が今を生きる若い世代の人達にのしかかっているようで、日本の昭和時代に生まれ育った私には明確な答えは思いつきません。
私が生まれ育った当時と今は全く社会の環境も状況も違います。
「大人」の意味も「結婚」の必要性や意味も判らないままに生きていますが、人間としての生き方なら60歳を過ぎた今なら、少しばかり解った様な気がします。

人間の雄は雌である女性の為に生きている

人間も生物である以上、子孫を生み、育て残すことは大切な行為です。 子孫を生み、育て残すことが出来るのは 雌である女性です。しかも、 子孫を生み、育て残すこには大変なエネルギーが必要です。それをサポートするのが雄である男性の役目だと私は思っています。少々、古臭い考え方ですが、現代に必要な雨風を凌ぐ場所とは「家」であり、生きて行く上で必要な食糧も、人間である証の「知恵」を得る為の教育も、全てにお金が必要です。そんなワケで、良い 子孫を生み、育て残す 為にはより多くの「お金」も現代は必要です。・・だから、 「お金」 を多く持っている雄(男性)は、雌である女性から本能的に支持されるのだと私は思っています。

人間の雄は結婚してこそれっきとした社会人なの?

上部画像には大学を卒業した男性の生涯の総賃金が2億7千万円前後であることが明記されていますが、1年で得る金額を計算すると、ざっと7百10万円前後ですね。この中に、自分のお小遣いや食費や住宅ローン費や遊興費+雑費が含まれているのです。

んなワケで 7百10万円 を均等に12ヶ月で割ると、ざっと1ヶ月分が59万1千7百円弱という金額になりました。つまりは、ボーナスというモノが全く無しで、毎月の収入額が59万2千円くらいの収入があれば世間様は一応はプ~太郎とは思わないようですし、人並みな暮らしは出来る金額でしょう。

しかしながら、デイ トレーダーやアフェリエイターならその程度の金額なら1日で稼げます。しかし、その位置にたどり着くまではハッキリ言って、 成功するまではトライ&エラーの繰り返しで、正しい体験を積み上げて方法を導く単純作業の毎日なのです。 但し、成功方法にたどり着ける人は僅かです。‥ほとんどの人達は早い段階で諦めたり、飽きたりして、その作業をやめてしまいます。‥だから、成功者になれないのです。

私の考えですが、人間の雄 として、現代の男性に求められるのは「財力」だと思います。‥もしくは 「財力」 に通じる方法を持っているか?です。‥これが 社会人 として雌である女性が求める男性への条件ではないでしょうか。ほとんどの「愛」は長続きしない錯覚です。

だから、結婚を決めるということは、自分達の子孫を残す準備と決断に至ったと周りの人達に伝える行為でもあります。それが大人として生きる仲間入り宣言になり、女性を含めて「一人前」の社会人であり、大人の証明なのです。当然のことですが、生物の「人間」の証であって「酸いも甘いも知る人」という域には未だ達していません。

生物の人間から命の価値を知る人へ

よく「人が丸く成った」という表現を聞きますが最近、「ガテン」がいきました。若いうちは「尖った表現」を好みますが、日本人は他人と暴力を伴う争い事を本来、好みません。日本人は年齢を重ねる…事で、他と争うことよりも違う方法で問題を解決しようと図ります。…それが、尖るよりも滑らかな表現として、 「人が丸く成った」 と言われるのではないでしょうか。・・・やはり、ジジイやババアにならないと解らないコトは沢山ありますが。しかし、知恵の習得に掛かる時間に比例して年寄りクサイ高齢者に成るのはゴメンです。

私は恵まれている方なので、気楽なコトを書きますが、どうしたって人間は歳を重ねて行く生き物です。その途中には目に見えないランクや階層などに人は惑わされますが、必ず、最終的には死んでしまいます。これは全人類に平等に定められた決まり事です。・・・これは余談ですが、私と妻の体験から導いた私の意見でもあります。‥人間は病気になると、殆どの人が入院して治療を受けます。当然、私も妻も 入院して経験していますが、私はボンクラなので、何も感じる事無く退院を迎えましたが、妻は私よりも重篤な症状だったので、最初は個室病棟への入院でしたが、手術後は大部屋に部屋を変えてもらいました。何故なら、 個室 は独りで病気と向き合う時間ばかりで、心配症の妻には「気を紛らわす」相手も無く、深い疑心暗鬼の時間ばかりだったそうです。・・・部屋を 大部屋に 変えてもらってからは食事の時間や雑談などは他の仲良くなった患者さんと御一緒することで、ハナシたり笑ったりすることも増え、病気の回復も早まったそうです。・・・これは後に担当医師に聞いたのですが、妻の症状が部屋を変えてからは、すこぶる良くなったそうです。

普通に生きることこそ幸せなことだと認識した方が人生は生き易い

確かに今迄はステイタスやサクセスがある意味では成功のシンボルでした。仕事で成功して良い給料を貰い、欲望のままに物欲を満たせる生活が ステイタス の証でした。その意味では「マズローの5段階欲求説」は正しいとおもいますが、当ブログに「普通でいる勇気とは」というブログ記事があります。内容は中国の春秋時代(紀元前4世紀)頃哲学者「老子」のコトバで、「知足者富」(足るを知る者は富む)要約すると、満足することを知っている人間は、心豊かに生きることができるんだよぉ~的な説を説いています。この考え方を支持したのが、フロイトおよびユングと並んで「心理学」理論で現代の個人心理学や心理療法を確立した心理学界の巨星3人の中の1人でアルフレッド・アドラー(Alfred Adler)です。

人間

「満足することを知っている人間は、心豊かに生きることができるんだよぉ~」とは「限界」や「自分の器を知る」を意識して「満足」と「感謝」を知ることです。・・・また、当ブログには「オックスフォード大学も認定した10年後の未来に無くなる職業とは」という近未来にはAIに取って代わられる職業な100位まで記述されています。この2つのブログ記事の内容を合わせると無駄に努力するよりも自分の意識改革の方が簡単で「幸せ」になれることが判ります。