最近、よく聞くコトバで「将来はユーチューバーや○○のフリーランサーに成りたい」と小中学生や若者達が言っているのをよく耳にします。小中学生や若者達には横文字カタカナ職業が大流行ですが、フリーランスの実態とはどのようなものか、ハッキリ説明できる人は多くなく…そこで、フリーランスになるための方法や当ブログでも取り上げた個人事業主との違いなどを説明し、記載します。

コロナ渦のせいもあり大手企業などではリモートワークが認知され、IT系の仕事は、個人でアプリ開発を行い一般にリリースする人や、企業からの依頼を受けてアプリ開発する人もいます。
最近ではスマホは勿論、ノートパソコンとタブレットを持っている人も増えたため、アプリ開発の敷居も低くなり、個人で開発したアプリであってもヒットすれば大きな収入を得られます。(私も、その一人です)
一方でエンジニア向けの仕事を紹介するサイトやアプリも登場しており、Wi-Hi環境さえあれば場所を選ぶこと無く地方でも海外からでも仕事をすることができます。

フリーランサーとは企業や組織に所属せず、個人で企業や組織と契約する個人のことを指します。
但し、税務署に「個人事業主として開業届」を提出していない場合は只の一人で仕事をしている人なので税的優遇対象者ではありません。
また、今迄は主にライターやカメラマン、デザイナー、プログラマー、マンガ家などの職種において、個人で仕事をしている人のことをフリーランスと指すことが多く、自分の才覚などで仕事をしている人といえますが、最近は少し変わってきています。
最近はフリーランスで働く人口が増加傾向にあるといわれてネットインフラ・環境が全国的に向上したことや、クラウドサービスの浸透や地方でもシェアオフィスやコアワーキングスペースなどが定着しつつあることなどにより、時間や場所にとらわれない仕事の仕方やフリーランスという働き方が広くな受け入れられうようになってきました。
フリーランスとは自由人へのパスポート
というワケで個人としてスムーズにフリーランスの仕事を開始する為の手続きをまとめました。
独立をしようと考えている方やフリーランサー担いたいと思う方は、ぜひ参考にしてみてください。
但し、フリーランスとして複数の職業から収入がある場合は最も収入額の高い職業を書類に記入する。のが届け出書類に書く原則です。
「YouTuber」や特殊なタレント的な職業でも同じなのですが「フリーランス」は雇用形態の一種であり、職業ではありません。なので職業欄に書くことは出来ません。職業欄には「事業税」の課税対象となるかの判断をするのために必要で職業欄の記入が義務付けられています。
開業届はフリーランスの方も個人事業を行う方も全員提出する義務があり、提出開業届を出す期限は開業日(職業として訴求した場合)から1ヶ月以内です。ですから忘れなで提出して下さい。
開業届の書類は正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」と云い、事務所の新設・増設・移転した時にも必要です。この開業届の書類は「納税地」を管轄する税務署に提出します。
開業届を出したてフリーランスになったら国民年金保険料を自分で払う必要があります。支払いは居住している市区町村役場で手続きを行います。手続きの時には、年金手帳を忘れずに準備しましょう。 もしも年金手帳を紛失しまっていた場合は、年金事務所(もし、疑問や相談がある場合や手続きの窓口を探す場合は日本年金機構のサイトが役立ちます。)で手続きを行う必要があります。
場合にもよりますが、フリーランスになると、今迄…勤めていた会社の健康保険・雇用保険・厚生年金保険から脱退し、国民健康保険に加入することになります。 そして今、住んでいる市区町村役場で必要な手続きをしなければなりません。 しかし、国民健康保険に加入する代わりに2年間に限り、任意で務めていた会社の健康保険に継続して加入したままでいることが可能です。しかしながら、この場合は今迄、会社が負担してくれていた2分の1の保険料も自分で払う必要があります。つまり、これまで支払っていた額の2倍の健康保険料金となるので注意が必要です。
フリーランスになれば、1年間の収支を記録した確定申告をしなければいけません。その時は白色申告よりも説額の割引大きい青色申告を選ぶとイイでしょう。青色申告をするためには青色申告承認申請書を用意する必要があります。

確定申告は2月から3月の間に提出する必要があります。年により若干受付の開始日と終了日が異なる場合があるので注意が必要です。 それと、開業をした最初の年は、開業日から2ヶ月以内に確定申告を行う必要もあります。この場合は先の開業届と一緒に提出することもできるので、書類を用意しておくと手間を省くことができます。
青色申告書を書くのは面倒くさい
青色申告をする場合、複式簿記をつける必要があります。
ですが、複式簿記を作成するためにはある程度の専門知識が必要です。
事前に勉強するのも良いとは思いますがオススメは青色申告ができる青色申告用の会計ソフトを利用することです。副業などで確定申告をするなら、1月1,000円弱でマネーフォワードという会社から利用できます。
本末転倒です。
フリーランス(自分という個人で仕事を行うこと)になると様々な用意を自分で行う必要があります。備品の用意や書類などの手続きです。会社員だと経理や総務や庶務が代わりに様々なことを時分の代わりに、こなしてくれます。今迄、普通に会社に勤めていると、このような部分は意識しない存在です。独立すると身の回りの準備が忙しくて忙殺という意味を知ります。自分という個人で仕事を行うことは、てなワケで本末転倒です。だからこそ…そうならないためにも、独立する前にできることは極力準備をしましょう。
知ってから独立するかフリーランスになるか個人事業主の完璧な税金対策
フリーランサーや個人事業主になるということは殆どの人はお金が無くなることの不安と恐怖と親族からの反対への説明内容との戦いが第一関門です。
また、・・・「稼げなくて破綻したらどうしよう」ということへの不安が・・・
転職や職場にある不満を我慢して今の仕事を続ける選択を選ぶことになります。
これは自分で経験すると良く解るのですがフリーランスという職業とは個人事業主の方が節税面で優遇されているような気がします。
フリーランサーとして働いている人達が多い職業のカテゴリーは下部に掲げた4つでしょう。
※:【IT系の職種例】
・プログラマー(プログラムを組める人)
・グラフィック・デザイナー
・Webデザイナー(プログラムを組める人も含)
・Web編集者 ・・など
※:【コンサルタント・カウンセラー系の職種例】
・経営コンサルタント
・心理カウンセラー(免許資格を有する者)
・インテリアコーディネーター
・ファイナンシャルプランナー
・ウェディングプランナー
・フードコーディネーター
・キャリアカウンセラー
・カラーデザイナー
・フラワーデザイナー
・セミナー講師
・塾講師
・着物着付け師 (免許資格を有する者)・・など
※:【マスコミ系の職種例】
・ライター
・コピーライター
・編集者
・カメラマン
・イラストレーター
・翻訳・通訳
・スタイリスト
・メイクアップ・アーティスト
・ファッションデザイナー ・・など
※:【士業の職種例】
・弁護士(免許資格を有する者)
・税理士(免許資格を有する者)
・会計士(免許資格を有する者)
・中小企業診断士(免許資格を有する者)
・建築士(免許資格を有する者)・・など
但し、フリーランスで働くということは収入額が変化するということです。職業によっては減る場合や増える場合など、メリットやデメリットがある場合がありますが、上部にも書いた様にフリーランスになると様々な雑務をしてくれる人はいません。自分で行う必要があります。備品の用意や書類などの手続きです。
まぁ~、フリーランスも個人事業主も個人で働くという点ではあわりがありませんが、個人事業主の方が社会的に守られているような気がします。その点を詳しく説明しているのが当ブログの「税金対策で個人事業主はマイクロ法人化しよう。」という記事です。で、具体的に参考になるのは「ブログでアフェリエイトを行っていて検索順位の変動が嫌ならsns流入を活用しよう。」です。副業で多くの収入が発生した場合、(雑所得)でも住民税に含まれ、会社が払う住民税が増えるため副業をしていることがバレたりします。それを回避するための方法などが記載されています。